自然発見館周辺の自然情報

河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)

自然発見館周辺の木曽川水園の河や森では、四季折々自然の営みが見られます。
生きものが生きているその瞬間を探しに、散策してみませんか?
ここではそんな一瞬を切り取って皆さんにお伝えします。 ぜひ、足を運んでみてくださいね。

2025年10月の様子

モズ ムクノキ
モズ
(1)秋になると「高鳴き」という、大きな声で鳴いて自分の縄張りを主張する行動をし始めます。「キィーキィーキィー」と表現されることもあります。眼だけでなく、耳も使って自然と触れ合ってみてください。
ムクノキ
(2)ムクノキの実が黒く熟し、鳥たちが実を食べに集まってきます。ムクノキの葉は触るとザラザラしています。まずは樹木名が書かれた看板を見ずに、葉の手触りと鳥が集まっているかでムクノキを探すと面白いかもしれません。
ヒヨドリバナ アサギマダラ
ヒヨドリバナ
(3)名前の「ヒヨドリ」は鳥のヒヨドリのことで、ヒヨドリがよく鳴く時期に花が咲くことから。とはいえ、ヒヨドリは年中鳴いています。10月は鳥も虫も鳴く季節。花を楽しみながら「自分なら〇〇バナにする」などとと考えてみてはいかがですか?
アサギマダラ
(4)2000km以上を飛んだ記録が残っており、飛び方を観察すると、他のチョウとは少し違う飛び方をしていることが分かります。この公園ではじゃぶじゃぶの河原付近のヒヨドリバナの花などにやってきますので、ぜひ観察してください。