環境教育プログラム活動報告
河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)
自然発見館では1年を通してさまざまな環境教育プログラムを実施しています。
ネイチャーイベントは、身近な自然をテーマに、6つのカテゴリー<観察する、工作する、遊ぶ、食べる、調べる、感じる>を通して、「もっと自然をたのしんじゃおう!」と企画した環境学習プログラムのイベントです。
春夏秋冬さまざまな環境学習プログラムを展開しています。家族やお仲間でぜひご参加下さい。
ここでは、実施されたプログラムの一部をご報告いたします。
2023年度の報告プログラム
木曽川水園の魚救出 | 〇日にち 2024年2月10日(土) |
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概要:木曽川水園の水抜き清掃に伴い、そこに生息している魚や水生生物を救出します。 | |
(1)魚や水生生物ってどこに潜んでいるのかな?川に入る前にどういった場所にいるのかを学びました。 | (2)救出ミッション開始!魚を捕まえ次第バケツに入れできるだけ多くの命を助けようと夢中でした。 |
コメント 救出作戦では在来種だけでなく本来この川にいない筈の外来種も多く捕まえました。中でもアメリカザリガニは特に多くとても容易に見つけることが出来ました。外来種は在来種の命を脅かす存在であり生物の多様性を守るためにも一年に一回の保全活動をイベントを通して行っています。 |
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(3)どんな種類の生き物を救出することが出来たかな?捕まえた魚たちがどのような習性をしているのかを聞きました。 |
フズリナ化石のペンダントづくり | 〇日にち 2024年2月12日(月) |
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概要:フズリナ化石を磨いてペンダントを作ります。 | |
(1)まずはペンダントにするフズリナがどういった生き物なのか解説を聞きました。 | (2)粗いやすりで自分好みの形にした後はより細かいやすりや研磨剤を使って化石が光るまで磨き続けました。 |
コメント 化石というと恐竜などに注目しがちですがフズリナも立派な化石の一つです。フズリナは大昔の海の小さな生き物で、化石全体で一つの細胞です。観察するといろいろな魅力に気付きます。彼らがどのように繁栄しどのように衰退していったのか。少しでも思いをはせてもらえると幸いです。 |
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(3)磨き終わった化石をペンダントにしたらフズリナをルーペで観察しました。フズリナをみつけると眼を動かさずジッと見つめ続けていました。 |