自然発見館周辺の自然情報

河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)

自然発見館周辺の木曽川水園の河や森では、四季折々自然の営みが見られます。
生きものが生きているその瞬間を探しに、散策してみませんか?
ここではそんな一瞬を切り取って皆さんにお伝えします。 ぜひ、足を運んでみてくださいね。

2024年5月の様子

ナミテントウ ツバメ
ナミテントウ
(1)写真は「黒地に赤い斑点」が付いた模様ですが、他にも「赤地に細かい黒紋」「全体が黄赤色」など、模様に様々なバリエーションがあるテントウムシです。どんな模様のナミテントウがいるか探してみてください。インセクトホテルなどをのぞくと見つかるかもしれません。
ツバメ
(2)夏に子育てをするために訪れる渡り鳥です。猛禽類やカラスなどの天敵から身を守るため、家の壁や屋根下、学校などの人間の近くで巣を作り子育てをします。田畑の害虫を食べてくれるため、人間もツバメを大事にしてきました。河川環境楽園で見られるかもしれません。
エゴノキ ミシシッピアカミミガメ
エゴノキ
(3)エゴノキは直径2~2.5cm程度の小さな白い花を枝から下げるように白い花が咲きます。虫媒花で花には、ハチの仲間が訪れます。下向きの花のため、ハエ、アブなどの足の力の弱い虫は止まることができません。エゴノキは芝生広場で見られます。
ミシシッピアカミミガメ
(4)天気の良い日に、木曽川水園の下流部を観察しているカメが石にのって甲羅干し(ひなたぼっこ)をしています。甲羅干しをすることで、体温を上げ胃の中の消化を早めたり、太陽の紫外線の効果で体に付いた寄生虫などを除去する効果があります。